【感想】 三体

【感想】 三体
三体

三体

著者: 大森 望

出版社: 早川書房

物理学の世界で、物の大きさの値を対数表現 (log10) することが多いが、いわゆるそのスケールを自在に操っている、壮大なストーリー。また、登場人物に関する心理描写も多彩で読者を置き去りにするようなことはない。

三部作とのことなので、続き (の日本語訳) が出るのを楽しみにするしかないです。

P.S. 物語の第一部である本書は、ストーリーの上でも、科学の発展における、基礎研究の重要さを認識させてくれる。考えてみるとこの認識は、SFという文学が社会で享受されるために必要な条件でもあるなあ……。←日本国の現状を思いつつ