小さな仮想化プラットフォームとして Raspberry Pi 5: まずはお試し! ファンレスケースとUSBスティック型SSDの組み合わせで起動してみた [2024-04-29] 先日の上記記事でお試しを開始したRaspberry Pi 5 Model B (8GB) を、これから我が家の仮想化プラットフォームとして活用できるか探るべく、Proxmox Virtual Environment (Proxmox VE; PVE) をインストールする手順の紹介です。ラズパイ5にPVE 8系をインストールする手順の情報が (日本語の世界では) どうも見つからなかったので、書いてみます。
公式ドキュメントに沿って作業 自宅での実験場としている仮想化プラットフォーム (仮想化基盤) のProxmox Virtual Environment (Proxmox VE) を、7系から8系へアップグレードしてみました。作業は次の公式ドキュメントに沿って進めまして、本記事には作業時の要点をメモしておきます。
バックアップを手堅く 1年ほど前、仮想化プラットフォーム (仮想化基盤) Proxmox VE (以下「PVE」) の環境構築について書きました。
省電力な仮想化基盤を x86_64マシンで構築した自宅内のProxmox VE (Proxmox Virtual Environment) はサーバ実験などで重宝している (参考: Proxmox VEで仮想化プラットフォームを簡単構築 [2022-04-09])。そのProxmox VEをRaspberry Pi 4でも動かせると知ったので試してみよう。ラズパイ4なら、搭載メモリ量やマシンパワーは抑えられてしまうけれども、x86_64マシンよりも省電力な仮想化プラットフォームになりうる。
これまでUbuntuデスクトップ機として使ってきたPCを、自宅内での仮想環境実験場へと鞍替えします。仮想化プラットフォーム (仮想化基盤) の選択に関しては、VMware ESXiでの構築は過去にやったことがあるので、今回はProxmox Virtual Environment (Proxmox VE) での構築に初挑戦します。