エレキが駆動を助けている車の、燃費の良さだけでなく反応の良さや快適性が私は好きだ。自分の過去のTweetを「レンタカー」で検索してみると、様々なハイブリッド車を選り好みして乗ってきたことが分かる。余談だが、2010年に登場した電気自動車の初代LEAFには2011年7月に1泊2日旅行のレンタカーとして乗ったのが初めて。福岡市内で電欠しそうになり焦ったのは良い思い出だ。
ここ半年の間では新たに、Nissan SERENA (e-Power)、Tesla Model 3 Long Range AWD、BMW iX、Nissan ARIYA B6 (2WD)、Volvo XC40 B4 AWDを運転する機会があった (Nissan SAKURAは試乗に同乗)。これら各車の仕様と乗り味を相対比較することで、理想と現実の落とし所がいよいよ明確になってくる。「次」の車の駆動系に関しては、AWD (四輪駆動) で、充電環境に関する懸念からBEV (100%電気自動車) とまでは行かず、電気である程度の自走が可能なものを選択の条件としたい。その上で、我が家の後席勢の志向もあって、車内空間に関してはいわゆるスポーティーと言われるものよりは、明るい雰囲気を作り出す仕立てのものが希望だ。
ARIYA B6 試乗しました。これは前輪駆動。加速は滑らか(おとなしくなっている)。前席も後席も広いし、良い感じの居住空間。 (@ 日産プリンス兵庫 灘店 in 神戸市, 兵庫県) https://t.co/OkLRXubIoF pic.twitter.com/8i1lSg2yEx
— Masahiko OHKUBO (@mah_jp) June 2, 2022
気になっているうちの1台、VOLVO XC40 AWD の試乗へ。乗り心地的に現車からそんなに変わらないのが面白かった。なお、屋内写真を完全に撮り忘れましたが、展示場は期待以上のとてもクリーンな雰囲気でびっくりでした。 (@ ボルボカーズ神戸 in 神戸市中央区北本町通) https://t.co/HlIII2fcvm pic.twitter.com/zVKCNOxVRY
— Masahiko OHKUBO (@mah_jp) July 17, 2022
Volvo XC40 B4 AWDに、「クラッシュテストでの問題点は流石になさそうであるし、白い内装とパノラマルーフが選択可能だし」という見立てにて試乗した数日後。
日産からT33型X-TRAIL (エクストレイル) が発表された。メカ的要素の面では、VCターボによるe-POWERに加えてe-4ORCEという、私の選択条件に叶う目新しい技術が盛り合わせになっている。希望のサイズより車体は気持ち一回り大きいのだけども、内装も良い出来という評判を聞くにつれ気になってきた。この車は一度試さねばなるまい。
項目 | 内容 |
---|---|
車種 | Nissan X-TRAIL (T33型) G e-4ORCE [カスピアンブルー(M)/スーパーブラック] |
試乗コース | 市街地と標高200mほどのエリアへの上り下り (35分程度, おそらく10km弱) |
主な比較対象車 | レトロセダン (TA-JCG10), Volvo XC40 B4 AWD (2022-07-17に試乗) |
結論から言うと……、理詰めだけではなく直感的にも気に入ってしまった。
試乗車はグレード「G e-4ORCE」・ボディカラー「カスピアンブルー(M)/スーパーブラック」・内装「TailorFit/ブラック」だったのだが、その場でカタログや色見本を見て検討し、取り急ぎ同グレード「G e-4ORCE」の、「サンライズオレンジ(RPM)/スーパーブラック」・「ナッパレザー/タン」・「パノラミックガラスルーフ付き」でのオーダーを行った (※社用車として選択)。
新型エクストレイルの受注数は下記の公式ニュースのとおり大変多く、2022年8月11日に注文した今回の仕様での登録はなんと「2023年3月」になる見込みである。
オーダー後、オレンジ色 (サンライズオレンジ(RPM)/スーパーブラック) の車が展示されている別のディーラーへ移動し、このボディカラーは実際どんな雰囲気なのかを確認した。
サンライズオレンジは、太陽光の下では抜群に鮮やかだが陰に入ると茶色にも近いように見える。私はその明暗の度合いが気に入ったのだが、家族は赤色のほうも気になると言う。そこで赤色の車も見に行くことに。
ところが次の日、赤色 (カーディナルレッド(CPM)) の車が展示されているディーラーへレトロセダンで移動していた途中、トラブルが発生。エンジンルームからゴトゴトと何かを叩くような音がして、停車してもエンジンが回っている間は音が消えない。これは何らかの故障で走らせてはまずい状態だと判断し路上で車を止めた。エンジンルームの中を覗いたけども見かけの異常は分からず。
こんな大きなトラブルは8年間乗っていて初めて。新しい車の話題が聞こえてきて、レトロセダンが拗ねてしまったのかもしれない。積載車で運んでもらい、お盆明けに行きつけのディーラーへ運び込む予定。
そして別の日。赤色 (カーディナルレッド(CPM)) の車が展示される予定のディーラーへ行き、実際どんな雰囲気なのかを確認した。
カーディナルレッドもサンライズオレンジと同じく、明るいところでは鮮やかで陰に入ると意外に暗い赤茶色に見える。私も家族もこの色が一番気に入ったので、オーダー内容を「サンライズオレンジ(RPM)/スーパーブラック」から「カーディナルレッド(CPM)」へと変更した。
2022年8月11日に注文した今回の仕様での登録はなんと「2023年3月」になる見込みである。
上記の納期見込みに変動があるのかどうか、日産ディーラーさんに問い合わせをしてみた。すると2022-11-10時点の情報では「生産開始が2023年3月末、出荷が4月」とのこと。巷の噂 (Twitter) では納期が早まったり遅くなったりするケースを見聞きしたが、本注文においては早まることはなさそうで、少々遅れる程度のようだ。
2022-11-10時点の情報では「生産開始が2023年3月末、出荷が4月」とのこと。
日産ディーラーさんから連絡があり、2023-01-16時点の情報として「2023年3月中旬頃出荷」とのこと。見込みの精度が少し高まったようだ。