ホイールを換えたらNissan X-TRAIL (T33型) はどう変わるのか

ホイールを換えたらNissan X-TRAIL (T33型) はどう変わるのか
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本記事は次の2つの記事の続きです。

おまちかね装着

日産エクストレイル (T33; 6AA-SNT33) の一ヶ月点検を先日受けた際、納車時には間に合っていなかったディーラーオプションのNISMOホイール「アルミロードホイール LMX6S」が装着されました。

元々の純正ホイールで1,500km弱を走ってきた後にこのホイールへ交換して、さて何がどう変わったと感じたのか、簡単にレビューです。タイヤ自体はサイズ不変で純正銘柄 (HANKOOK VENTUS S1 evo3 SUV (235/55R19)) のままです。

ちなみに、私が機能面で着目していたのはホイールの重量の差で、LMX6Sのほうが純正のホイールよりも1本で2kg以上軽い。外観をノーマルから若干は変えてみたかったのもありますが、いわゆるバネ下を軽量化することを主な目的に本オプションを選択した、と言っても過言ではないです。

ホイール重量 (1本当たり)情報源
G e-4ORCE 純正ホイール (19x7.5J)約13.5kg公式情報
NISMO LMX6S (19x7.5J)11.2kg公式情報

走りの印象面

交換前と交換後の乗り味を比較すると、私にはこのような印象の違いがありました。

  1. 多用するECOモードでの走り出しの最初にちょっと重たげだった車体が、スッと前に出て、純正ホイールの時よりも動きが軽くなった感じがした。これをいきなり感じた自分の感覚が、逆に信じられなかった
  2. いつもの道で段差など越えた時の衝撃が柔らかくなっており、凹凸のいなしが軽くできるようになった感じ (運転者以外でも乗り心地や音の面で何らかの違いが分かるかもしれない)

特に2番目のほうは、エクストレイルが時々露呈してしまう弱点である、足回りのドタバタ感を軽減しているように思えます。

外観面 (写真)

純正ホイールと比べて光沢部分が大きく減り、そしてホイールのスポークの間からブレーキディスクがよく見えるようになります。これをどう表現したらいいだろう、「車の機械感がアップ」?

まとめ

条件を揃えた同時乗り比べではないので、誰にとっても絶対そうだと言い切るまでの自信は無いのですが、私にとっては今回のホイール選択は吉と出ました。具体的には、乗り味の快適さを高める変化が体感できました。もし最初からこのNISMOホイールが装着されていたら、変化を知る機会はなかったと思われます。その意味では、一般的には徳がない納品の遅れが「災い転じて福となす」結果になったというオチ。