GPD Pocket) 軽いと思うXubuntuに載せ替えた

GPD Pocket) 軽いと思うXubuntuに載せ替えた
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項目内容
機種GPD Pocket Ubuntu版 (第3ロット)
BIOS純正20170807
OShttps://apt.nexus511.net/ のXubuntu 16.04.3
uname -s -r -vLinux 4.13.0-2-generic #gpd SMP Sat Sep 9 14:41:02 CEST 2017

Xubuntuとそのインストール

Linux MintUbuntu-MATEにはほどほど飽きていて、別のディストリビューションを試してみようと考えた。シンプルなのが好みなのでXubuntuを選択し、USBメモリからブートして感触を確認すると、キビキビして軽いことを実感。GPD Pocketや、より非力なIntel Compute StickのOSは、このXubuntuに変えようと思う!

GPD PocketへのXubuntuのインストールには、今回は https://apt.nexus511.net/ で配布されているGPD Pocket用のISOイメージを用いた。何も問題なくインストールできる。

環境構築メモ1: Dropboxアイコンの正常表示方法

2017/10/04版 →効き目が無い?ので2017/10/15へ

XubuntuのGUI環境にDropboxをインストールすると、常駐アイコンが正常表示されずに×印アイコンが表示されることがある。これを直すためには、Dropboxの起動をdbus-launch経由に変える、次の手を打てばよいらしい。

  1. Whisker Menu (Windowsのスタートメニュー相当) を起動する
  2. [設定] → [セッションと起動] → [自動起動アプリケーション] タブを開く
  3. Dropbobが自動で作ったと思われる、名前「Dropbox」なアプリケーションは [削除] しておく
  4. 新規のアプリケーションとして、名前「Dropbox (任意)」、コマンド「dbus-launch dropbox start」を設定する

2017/10/15版

XubuntuのGUI環境にDropboxをインストールすると、常駐アイコンが正常表示されずに×印アイコンが表示されることがある。これを直すために次のようにした。上記の2017/10/04版の方法は、何者かが、Dropboxオリジナルの自動起動を復活させてしまう気がしたので再考。

  1. 次のファイルをエディターで開く: $ editor ~/.config/autostart/dropbox.desktop
  2. オリジナルのExec行をコメントアウトする: 「#Exec=dropbox start -i」
  3. Exec行として次のものを追加する: 「Exec=env DBUS_SESSION_BUS_ADDRESS="" dropbox start -」
  4. 他から書き換えられないように権限を -w する: $ chmod -w ~/.config/autostart/dropbox.desktop

環境構築メモ2: caps2ctrlの設定方法

Xubuntuにて、GUIログイン後からいわゆるcaps2ctrl、つまりCAPSキーをCTRLキーとして使うためには、次のように設定すればよい。

  1. Whisker Menu (Windowsのスタートメニュー相当) を起動する
  2. [設定] → [セッションと起動] → [自動起動アプリケーション] タブを開く
  3. 新規のアプリケーションとして、名前「caps2ctrl (任意)」、コマンド「setxkbmap -option ctrl:nocaps」を設定する
  4. たとえばXubuntuを再起動して、caps2ctrlがログイン後に効いているか確認する

環境構築メモ3: blueman-servicesのエラー回避方法

Xubuntuを日本語環境でセットアップした後に、標準ディレクトリ名を英語表記に変更することは、シェル上での名前補完など考えるとほとんど必須だ。その変更コマンドは次の通り。

$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

この後に、Bluetooth関係のblueman-servicesが“「ダウンロード」ディレクトリがありません”的な、次のエラーを出してくることがある。

この場合には次のコマンドで、blueman-servicesの設定を書き換えるとエラーは解決する。(hogehoge部分は本当のユーザ名に変更すること)

$ gsettings set org.blueman.transfer shared-path '/home/hogehoge/Downloads/'