#情報処理安全確保支援士 登録検討中です

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“国家資格「情報処理安全確保支援士」の登録資格を有する者が登録申請を行う手続き”について、手続き準備の経験談——正確には現在進行形です——などを記してみようと思います。

未知なる資格

なんじゃこりゃ??というレベルで舌をかみそうな「情報処理安全確保支援士; RISS」、ご存じの方はあまりおられないかもと思います。これは、2016年10月21日から制度開始された、経済産業省が所管する、サイバーセキュリティ分野において日本初の国家資格となっていまして、本家サイト http://www.ipa.go.jp/siensi/ から概要を抜粋しますと次の通りです。

サイバー攻撃の急激な増加により、企業などにおけるサイバーセキュリティ対策の重要性が高まる一方、サイバーセキュリティ対策を担う実践的な能力を有する人材は不足しています。そこで、サイバーセキュリティに関する実践的な知識・技能を有する専門人材の育成と確保を目指して、国家資格「情報処理安全確保支援士」制度が創設されました。

「情報処理安全確保支援士(以下、登録セキスペ)」はサイバーセキュリティに関する専門的な知識・技能を活用して企業や組織における安全な情報システムの企画・設計・開発・運用を支援し、サイバーセキュリティ対策の調査・分析・評価やその結果に基づく指導・助言を行います。

ちなみにこれは登録制・更新制の資格で、登録して「情報処理安全確保支援士」を名乗るためにはIPA (独立行政法人 情報処理推進機構) 宛の申請を行うことが必須です。なかなか大掛かりですよね……。登録セキスペへの登録資格を有するのは、まずは (1) 2017年度春期から実施予定の試験の合格者。次に、制度開始から2年間の経過措置として (2) 「情報セキュリティスペシャリスト試験」又は「テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験」合格者も登録資格を有する、と定義されています。

そこで (2) の前者に該当する私は、将来的に一体どんなメリットがある資格なのか、新しいもの好きでもあり、この登録セキスペへの登録申請をやってみようかと準備を始めた次第です。

登録申請の準備をしてみると

「情報処理安全確保支援士」登録申請の第1回目締切は、2017年1月31日 (当日消印有効) です。それに向けての実際の準備物はどんなものなのか、列挙してみますと次の通りとなりました。登録申請チェックリスト (PDF) が公式な一覧になります。

  1. 登録申請書: 記入して作成して押印
  2. 登録免許税: 収入印紙9,000円分を郵便局などで購入
  3. 登録手数料 (10,700円) の払込受付を証明する書類: 私の場合はインターネットバンキングの振込完了画面をプリントアウトしたもの
  4. 誓約書: 記入して作成して押印
  5. ★登記されていないことの証明書: 東京法務局に郵送で依頼して取り寄せました
  6. ★市区町村の交付する身分証明書または身元証明書: 私の場合は本籍地の役所に郵送で依頼して取り寄せました
  7. 支援士試験等の合格証書のコピー: 私の場合は情報セキュリティスペシャリスト試験 (SC) の合格証書のコピー
  8. ★戸籍の謄本若しくは抄本又は住民票の写し: 私の場合は本籍地の役所に郵送で依頼して戸籍謄本を取り寄せました
  9. 登録事項等公開届出書: 記入して作成して押印
  10. 登録申請チェックリスト: 記入して同封

なんと、これだけの数の物を準備しなければなりません。特に★印の書類は、然るべき所から取り寄せなどが必要で準備に時間を要することもありえます。締切がたとえばあと数日と迫っている状態から準備しても、間に合うかわかりませんで注意が必要です。

以上の書類を仕上げて、「独立行政法人情報処理推進機構 IT人材育成本部 HRDイニシアティブセンター 情報処理安全確保支援士グループ 登録係」宛に簡易書留で送付し終えれば、やっとこさ、登録申請の完了まで待つだけのこととなります。

まだ少しだけ迷いもありますが、仮に私がこのまま登録申請を行い終えたらば。2017年4月1日頃に、IPAのウェブサイトにどのような形で「情報処理安全確保支援士」の情報が公開されるのか自分は楽しみな一方、日本国内において、この資格の活用のためにどのような制度設計が成されていくのか、業界・関連企業内での扱いはどうなるか、もしかして色々噂されているデメリットも顕在化するのか、けっこうな額の更新費用も必要な資格制度そのものが不発に終わっちゃうのか、も、興味を持ちつつ、最新のサイバーセキュリティ情報に日頃できるだけ触れながら、状勢を実体験してみようと思います。