【感想】 2019年版間違いだらけのクルマ選び

【感想】 2019年版間違いだらけのクルマ選び
2019年版間違いだらけのクルマ選び

2019年版間違いだらけのクルマ選び

著者: 島下 泰久

出版社: 草思社

私にとって年末年始恒例の読書本で、特集と数十車種分のインプレッション記事を通読することで、車社会の最新トレンドを整理する。今回は冒頭『PART1 2019年度版特集』の発する熱量が大きい。

その中の「第一特集 トヨタはクルマをどう変えるか」では、昨今話題のコネクティッドカー、MaaS (Mobility as a Service)、カーシェアリングといったテーマで、トヨタや他社も含めた世界最先端の状勢を伝えている。また、トヨタは2020年東京オリンピックのワールドワイドパートナーであり、オリンピックの大会運営や選手村での移動に、未来を見据えたどのようなモビリティーが投入されるのか注目とのこと。

日本の地方都市の1つに住み、週末にだけ古ーい自家用車を運転するぐらいの私は、上記特集で述べられているような状勢を実生活において感じることは今はない。しかしたとえば携帯電話は、音声通話する電話だった当初から、普及率を上げながら数世代で、多種多様なサービスを享受もできる情報機器へと変貌した。

もしかすればクルマも、ある種の情報機器の様相を帯びてきたならば、その持ち前の移動力に他のサービスを掛け合わせての利用も当たり前に可能な、大きな移動ガジェットになってたりして。MBUXのようなユーザインターフェースは、この変貌を予感させるなあ。