EC-CUBE4の環境をPostgreSQL, Nginx, SSL証明書とともに構築するansible-playbookを作った

EC-CUBE4の環境をPostgreSQL, Nginx, SSL証明書とともに構築するansible-playbookを作った

ansibleでの構築に慣れたい

ECサイトを構築するためのオープンソースソフトウェアといえば、筆頭に挙がるのがEC-CUBE。

このEC-CUBE4 (ダウンロード版) を任意のUbuntuサーバに導入して動作させるまでの環境構築作業は、まずウェブサーバソフトウェアやデータベースやら設定してなんじゃかんじゃ……と、各作業は定型的なのだがどうしても工数が多い。

そこで、自分用の構築手順書の代わりにansible-playbookを書いてみました。GitHubの次のリポジトリに置いています。

playbook一覧

mah-jp/ec-cube4_installerは、具体的には次のようなansible-playbookのセットです。順々に実行するとEC-CUBE環境が楽に整うはず、という構成になっています。ニーズがどの程度あるか全く見えませんが、もし良かったら試用してみてください。

playbook名内容
sudo_1_setup-server.ansible.ymlサーバとなるUbuntu環境の初期設定を行います。
sudo_2_setup-certbot.ansible.ymlCertbotをセットアップして、Let’s EncryptのSSL証明書を取得します (Google Cloud DNSの併用が前提の作り)。
sudo_3_setup-nginx.ansible.ymlNginxとphp-fpmをセットアップします。
sudo_4_setup-postgresql.ansible.ymlPostgreSQLをセットアップして、EC-CUBEに必要なDBとユーザの作成を行います。
sudo_5_install-eccube.ansible.ymlEC-CUBEのアーカイブを公式サイトからダウンロードしてサーバ上に展開し、composerの力を借りて必要なPHPモジュールも導入します。
sudo_6_switchenv-eccube.ansible.ymlEC-CUBEの動作環境を切り替えます。ウェブインストーラーでの初期設定が完了した後に適用してください。
sudo_9_destroy-postgresql.ansible.yml【再初期化用】PostgreSQLに作成したEC-CUBE4用のデータベースとユーザを削除します。

参考リンク