【感想】 IoTとは何か 技術革新から社会革新へ (角川新書)

IoTとは何か 技術革新から社会革新へ (角川新書)

IoTとは何か 技術革新から社会革新へ (角川新書)

著者: 坂村 健

出版社: KADOKAWA / 角川学芸出版

IoTとは何か、技術的な概要を描いてさらに、社会的な方面でIoTの実現や普及にどんなことが欠かせないかを述べている。IoTを実現するには、物たちが個々を識別してどのような権限で参照や操作を行うか、その際の責任はどこに属するか等の界面の諸々を、制度設計に組み込んで運用できなければならない。

なるほどこれは、著者が説明するucodeを使って言うならば、ucodeで紐付けられる諸々たちが作る仮想社会の行動原理を、上位概念から定めていくようなものか。いま社会では、自動運転車が道路上へ進出していく際の制度設計が議論されているところで、この事例は本書が述べるIoTとの類似ケースであろう。自動車好きとしても当然、注目していきたい。