コンタミ 科学汚染 (講談社文庫) 伊与原新 (著) 大学研究室のM1学生と指導教員が、疑似科学に絡むミステリーを解明するために動く。これはいわゆるワトソンとホームズの王道スタイル。また、昨今の“科 …
緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」 (SPA!BOOKS) ハーバー・ビジネス・オンライン (編集), 田中 信一郎 (読み手), 上西 充子 (読み手) こ …
ビッグデータ・コネクト (文春文庫) 藤井太洋 (著) 所々にある、ソーシャルエンジニアリングを含むハッカー目線での細かな状況描写が、面白さをかき立てていた。作中の真面目な開発エンジニアが、職務に対 …
カメラを止めるな! [Blu-ray] 濱津隆之 (出演), 真魚 (出演), しゅはまはるみ (出演), 上田慎一郎 (監督) 世間で話題の事象に目がない、自称ミーハーな相方に誘われ、本作に関わる …
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~ (光文社新書) 山口 周 (著) タイトルにある問題提起から始まり、その理由を3つに分けて説明していく。説明を …
警備ビジネスで読み解く日本 (光文社新書) 田中 智仁 (著) 著者は警備業を社会学の観点から研究している方である。なにげなく本書を読み始めて私は最初に、警備業に関する初歩的な知識に触れられた。一例 …
4歳と3ヶ月を過ぎたうちの子どものために、最近導入したオモチャや本を列挙してみます。これもごく日常の一コマとして。 【オモチャ】賢人パズル 本屋の子どもコーナーに置いてあった、積み木パズルである。立体 …
本日2018年8月4日(土)の夜には、神戸での花火大会が開催される。いつもなら公共交通機関を使って出かけて、ポートアイランドの公園などから夜空を眺めて約一時間の華を楽しむ。しかし今年は、この特別な猛暑 …
トヨタ ル・マン 24時間レース制覇までの4551日 世良 耕太 (著) トヨタ「レーシングハイブリッド」の挑戦の歴史を語る書である。熱い気持ちになりながら読んだ。 技術面においては、自分がこれまで …
Black Box (文春文庫) 伊藤 詩織 (著) 赤裸々な情報の公開が好まれない風潮を否定できない日本において、真実を知ることの難しさを問題提起し、かつ、その壁の先になにがもたらされるのかを照ら …
20億人の未来銀行 ニッポンの起業家、電気のないアフリカの村で「電子マネー経済圏」を作る 合田 真 (著) 物理的である「現実 (エネルギーや食糧)」と人間的な「ものがたり (お金)」の原理原則を、 …
みんなの経営学 使える実戦教養講座 (日本経済新聞出版) 佐々木圭吾 (著) 経営学の成り立ちに還り、変遷を辿り、なんのために経営学があるのか、という学びの原点が確認できるような本だ。読書中に読者が …
たゆたえども沈まず (幻冬舎文庫) 原田マハ (著) 肉親 (兄弟) の絆・縁の因果を、図太く深い、変わらぬ流れとして描いている物語だった。その兄はフィンセント・ファン・ゴッホ。絵画に人生をたたき込 …
軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い 松本 創 (著) 2005年4月のJR福知山線脱線事故から受けた衝撃が、当時から関西に住んでいる自分として、いまは薄れていたのは正直事実。しかし分かり …
まるわかりEV (日経BPムック) 日経ビジネス (編集) 電気自動車に関わる業界の話題を日々、フロー型でキャッチしているとしても、こうしてストック型でまとめられている資料を読み通し、全体を俯瞰し直 …
働く君に伝えたい「お金」の教養 出口 治明 (著) 自身でお金をコントロールする段階では必ず知っておかなくちゃならない教養を、時に経済のマクロな視点 (広い視点・歴史的に長い視点) に立ち返ることが …
ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた (集英社新書) 高橋源一郎 (著) 当たり前の存在や現象やしきたりについて、「過去からそうだったから」以外の成り立ちの理由をしっかり考えなおすのは、 …
小水力発電が地域を救う―日本を明るくする広大なフロンティア 中島 大 (著) 陸地の高いところから低いところへと流れていく水の位置エネルギーを、電気に変える水力発電。その特に小規模なものを私が気にな …
営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由 クルマを分かる本 國政 久郎 (著), 森 慶太 (編集) 意味深いタイトルだが、道交法の抜け穴を論じているとかではなく。 本書は車の物理学と人間の感性との関わ …
暗幕のゲルニカ(新潮文庫) 原田マハ (著) この読書に入る前に何らかのテレビ番組で観た、妙に印象に残ったモノクロームの絵画。あれがピカソの『ゲルニカ』なのかな?と、本書を読み進めるに連れて気になっ …