【読んだ本】 面白くて眠れなくなる流体力学

【読んだ本】 面白くて眠れなくなる流体力学

日頃見ている現象の原理を知り、その原理が他の場所にも応用ができる普遍的なものだと知り得ることは、楽しい。そう感じる好奇心が蘇ってきた。この気持ちは、たとえば物理学のうんちく本を読み漁っていた昔にはあったが、最近は忘れていた。

本書は流体力学にまつわる、身近な事例を取り上げていくスタイルからなり、テンポ良く読み進められるようにできている。改めて、カルマン渦列ゆえに形成される雲の形を見てみたいなと思ったり、ミレニアム懸賞問題の一つとなっているらしい「ナビエ–ストークス方程式の解の存在と滑らかさ」という難問に感心したり。