【読んだ本】 ターミネーション・ショック


ターミネーション・ショック
ニール・スティーヴンスン (著), 坂村健 (著), 山田純 (翻訳)
読み終えるのに1,2ヶ月かかったかもしれない。温暖化に起因する大規模な気候変動に見舞われている、少し先の未来の地球。それぞれ異なる影響を受ける各地域の人間は、どういう思惑をもって活動するのか。地球規模で気候を変えて温暖化を抑制してしまおうとする大プロジェクトを軸に、一国の女王や事業家や格闘家や一匹狼気質の元軍人という登場人物らを、フォーカスを切替えながら描いていく。この読書体験は、頭の中に、しばらくは消えない一つの現実的な世界を宿すことになる。よくぞこんな壮大な話を想像して物語にできるなぁ、というのが私の率直な感想だ。
