【読んだ本】 土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて (光文社新書)

【読んだ本】 土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて (光文社新書)
土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて (光文社新書)

土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて (光文社新書)

藤井 一至 (著)

本屋の棚で手に取って、読みやすい新書だなと感じて購入。地球上で100億人を養うことができる土壌を見つけるために、どのような情報が必要なのかの概要を、万人向けに説明してくれる内容だと思った。

ウン十年前の地理の勉強で覚えがある、用語や土の名前が登場してくる。しかし地理という科目は、当時の私にとって受験対策としての社会系の一科目で、ほぼ暗記ものでしかなかった。土の種類は、長い時を経ての気候や地形変化、河川の流れ方や火山活動の作用によって定まる、という本書のレベルの知識まで会得できていれば、地理という科目は自分にとってもっと面白くなり、地球上の架空の土地の土壌も推定可能なほどに理解できるだろう。

土には12種類あるという。それぞれの土の在処を実際に訪ねた著者は、現地での苦労話や、土の特性に合わせて、その地で育てる農作物と農法とが組み合わせられてきた歴史があることを、ちょこちょこと笑いを取りに来る口調で説明してくれる。このあたりの親しみやすさは『僕には鳥の言葉がわかる』とも似ている。著者の熱意の源は、地球上の人類の生存条件に土が欠かせないものであること。皆の足下の土に着眼している本書には、読者が土のナゾというかまずは土の可能性を感じたくなる、そして自身の手で土弄りを始めたくなるような、人を原点に回帰させる力があるかもしれない。

P.S. 身近な植物に肥料を

本書を読んだ後、うちのリビングに置いている植物 (1つは14年を優に経過) をしっかりケアしてあげようと思って、次のタブレット肥料を買ってみた。タブレットを置くだけなのはとても楽だ。成分表には、窒素・リン酸・カリウム・マグネシウム・マンガン・ホウ素が記載されており、これらは、本書が述べている植物に必要な栄養分のとおりであることに納得。

住友化学園芸 肥料 MY PLANTS 長く丈夫に育てるタブレット170錠 観葉植物 肥料

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