【読んだ本】 総理にされた男

【読んだ本】 総理にされた男
総理にされた男 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

総理にされた男 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

中山 七里 (著)

私は本を買う際、ジャンルを問わず少しでも興味が沸いたら、その一冊を手に取って途中のページを適当にぱっと開き、面白さをそこから直感できれば買う、という決め方をする時がある。書店のお勧めの棚に詰まれていた本書は、この“ランダムテスト”にまずは合格。タイトルによって内容は丸わかりなのであるが、予想よりも波乱ある展開で滞りなく読み進められて、そこそこ楽しめて、かつ現実の社会や政治のあり方を考えさせる要素もある。充足感のあるフィクションであった。