【読んだ本】 晩秋行 (双葉文庫)

大沢在昌 (著)
本屋の平台の上に積まれた文庫本の、表紙に赤いクラシックカーが描かれていて、思わず手が伸びたことがきっかけ。Kindle版で読了。日本でのバブルが弾けた後、離れる理由を相手に告げずにそのまま別れた男女同士と、関係者らが、30年後に再び交錯する。クラシックカーには円換算で10桁の値がつく想定となっており、故にカネ絡みの渦中に置かれる。
夜の街における美学の一例だったり、仁義やカタギといった世界観にしばし浸ってみるかとひとえに思ったときに、読んだらば、程よくスカッとする小説であろう。だがしかし私は、至高の物語という印象をもつまでには至らなかった。それはなぜだろう……。仮にこの小説に登場するクラシックカーが、より存在感の小さい脇役だとしたらどうなる? それでも成立するような展開を読みたい気もする。
参考リンク
余談だが、私は映画『フェリスはある朝突然に』が大好きで、DVDも持っている。本作に登場するFerrari 250 GT Californiaは、レプリカだそうだ (そりゃそうだ)。
ジョン・ヒューズ (監督), ジョン・ヒューズ (プロデュース), トム・ジェイコブソン (プロデュース), マシュー・ブロデリック (出演), アラン・ラック (出演), ミア・サラ (出演), ジェニファー・グレイ (出演), ジェフリー・ジョーンズ (出演), チャーリー・シェーン (出演), エディ・マックラーグ (出演), デル・クローズ (出演), ライマン・ワード (出演)


