【観た映画】 ドラえもん のび太とブリキの迷宮

【観た映画】 ドラえもん のび太とブリキの迷宮
映画ドラえもん のび太とブリキの迷宮【映画ドラえもん30周年記念・期間限定生産商品】 [DVD]

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大山のぶ代 (出演), 小原乃梨子 (出演), 野村道子 (出演), たてかべ和也 (出演), 肝付兼太 (出演), 芝山努 (監督), 藤子・F・不二雄 (原名), 藤子・F・不二雄 (その他), 藤子・F・不二雄 (脚本)

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1993年公開のドラえもん長編映画。このドラえもんは、表現に容赦のないシリアス系だと思った。それがこの時代では普通だったのかもしれない。戦闘機から銃撃され、爆撃されて建物は破壊され、ドラえもんは拷問で高電圧をかけられる。力尽きた兵士が行き倒れている。まだ戦後50年も経過していない時だからか、戦争の直接的な体験が意識的に描き込まれていることを強く感じた。

そして、本作の世界観はおもちゃの色彩とかわいさに満ちていたが、メルヘンよりもなかなかのScience Fictionだなと思った。中盤まで、このストーリーだとどうやって窮地を脱出するのだろうか?と真剣に先読みを試みつつ、楽しんで観た。