【感想】 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~ (光文社新書)

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~ (光文社新書)

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~ (光文社新書)

著者: 山口 周

出版社: 光文社

タイトルにある問題提起から始まり、その理由を3つに分けて説明していく。説明を読んですぐ完璧に納得させられた、というわけではなかったが、本書の最後に達するまでに著者の主張はよく理解できた。混沌に満ちたこの時代において、情報や論理的な判断がコモディティ化した次に、なにが秀でた個人や企業の力の源になるのかと言えば「美意識」、というのがそれだ。昔読んだ『大局観 自分と闘って負けない心』 (羽生 善治) をやや思い出させるところもある。解説される事例のひとつに「魂動」をデザインテーマに掲げて邁進中のマツダが登場し、その部分、車好きとしても楽しめた。