【感想】 軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い

軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い

軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い

著者: 松本 創

出版社: 東洋経済新報社

2005年4月のJR福知山線脱線事故から受けた衝撃が、当時から関西に住んでいる自分として、いまは薄れていたのは正直事実。しかし分かりやすく記述された本書により、この事故の影響がどれだけ交通機関のルールを大きく変えたか、認識することが出来た。そして“誰か”が理性的に抗っていなければ、この変化は起こっていなかった。

事故後に、JR線に起こった「安全確認とやらで電車がやたら止まる」「遅延が多くなったように感じる」といった変化を思い出した。今はもう慣れたが、逆にこれらを発生させない列車運行が過去は為されていたことになるわけで、一体どういうことだったのかと血の気が引く。