【読んだ本】 働く君に伝えたい「お金」の教養
働く君に伝えたい「お金」の教養
出口 治明 (著)
自身でお金をコントロールする段階では必ず知っておかなくちゃならない教養を、時に経済のマクロな視点 (広い視点・歴史的に長い視点) に立ち返ることが大切だと諭しながら、わかりやすく語っている。本の帯にあるように、一般的には「20代」の時かそれより前の若い時代に読んでおけば、人生の舵取りに役立つ内容に思う。
40代の自分としてこれを読んだのは、先行き不透明からくる経済的不安にどう対応していくかを、見直したかったから。また、作者がダイレクトに述べているわけではないが、「国や経済の状況を正しく認識して心構えし、心を自由にできたら、やり直しは何時でもできる」という意識も強く抱いた。