【読んだ本】 営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由 クルマを分かる本

【読んだ本】 営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由 クルマを分かる本
営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由 クルマを分かる本

営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由 クルマを分かる本

國政 久郎 (著), 森 慶太 (編集)

意味深いタイトルだが、道交法の抜け穴を論じているとかではなく。

本書は車の物理学と人間の感性との関わりについて述べていた。ここでの営業バンというのは事実上トヨタ・プロボックス系で、これらには、規格いっぱいの貨物を積んで堅実にそれを運べ、車体には耐久性を持たせつつも価格は低く抑える、という命題が課されたことにより、車の造りや躾に、素直さという良い結果がもたらされていると解説。ゆえに、運転者にとって余計な仕事を増やさず、ストレスが小さいから高速道路を飛ばしていけるんだよと。

プロが行う試乗の評価はこういう風に人間本位なんだと。機械である車を、趣味としてハードウェア・スペックで見てしまいがちな自分を、戒めてリセットしてくれる内容だった。本書で言う“道具感”に着目し、屁理屈考えずに感じたままに、色々な車に乗って愉しむことにしよう。