VRビジネスの衝撃 「仮想世界」が巨大マネーを生む (NHK出版新書)
新 清士 (著)
CES 2017の最新ニュースが続々入ってきているこの時期に、VRについての書籍を初めて読んだ私は、自分の出遅れ感を物凄く感じた。VRは、「百見は一体験にしかず」ということのようだ。スマホが数年で流行りきったように、VRも数年で日常に入り込んでくる確信が持てる。「テレビはARメガネに表示されるアプリとして、一ドルで販売されるものでしょう」という言葉には、今後の映像世界との関わりにおける変容の強烈さを感じさせられる。