Google Pixel Buds Pro 2: 到着初日の感想

Google Pixel Buds Pro 2: 到着初日の感想
Page content

初の左右分離型イヤホン

完全ワイヤレス・左右分離型という自分にとって初めての形状、かつPixelシリーズの一員というだけの理由で、実物を手に取ったことがないイヤホン「Google Pixel Buds Pro 2」を購入した。手元には2024-09-26に届いた。

種別商品名購入価格 (税込)購入店備考
イヤホンGoogle Pixel Buds Pro 236,800円Google Store貯まっていたGoogle ストア クレジットを使って購入し、それによってまた6,800円分のクレジットを取得
Google Pixel Buds Pro 2 Porcelain GA05760-JP 小

Google Pixel Buds Pro 2 Porcelain GA05760-JP 小

Google(グーグル)

どんな音か

まずは一体どんな音がするのか、自分なりのレビューは以下の通り。試聴は、アプリ「Google Pixel Buds」にて、イコライザー (EQ) はフラット、ボリュームEQはOFF、空間オーディオはOFFに設定した上で、Spotifyの音源を再生して行っている。ファームウェアは執筆時点で最新の「release_2.117」に更新済み。

  • ANC (アクティブノイズキャンセリング) をONにしている場合、小音量で聴いている限りは自分の聴感において許容範囲内の音を鳴らす
  • ANCをONにして音量を上げ気味にして真面目に聴き込む場合は、音の“着色”に私はざわざわして、ちょっと耐え難いぞという気持ちになる。様々な音楽が同じように加工されるかのような不安定な音色になって聴こえ、かつ空間の表現がどこか不自然になる。この音の具合は、周辺ノイズを強烈にキャンセリングしている作用の裏返しなのだろうな……
  • ANCをOFFにして音量を上げ気味した場合は、なかなか素直な鳴りでよろしいと思えるし、素性として左右のセパレーションも抜群な気がする

ちなみに、私が普段使っている環境は SONY MDR-M1ST + HiBy FC5 もしくは SONY WI-1000XM2 で、上記の感想はこれらとPixel Buds Pro 2との比較になる。

私的な総評

体にまとわりつくものがないこの左右分離型イヤホンは、装着感が第一に軽快で気に入った。落としてなくさないように気をつけよう。イヤホンの外側の面を長押しすることで、ANC設定の切り替え (ノイズキャンセリングと外部音取り込みの切り替え) が出来たりする操作性も、便利が良さそうだ。

また音に関してはANC (アクティブノイズキャンセリング) ON時の音の変化は気になるものの、このイヤホンは、乗り物の中などの騒音環境で気軽に装着し続けることができるデジタル耳栓として使うのであれば、使い勝手・ANCによる遮音性・音のバランスが保たれた最適なものの一つに思える。

参考写真