SESAMEタッチProの玄関ドアへの取り付けで工夫したこと
スマートロックに指紋認証をプラス
2022年1月に、我が家の玄関にスマートロックのSESAME 4を取り付けました。それ以降スマホのアプリと併用して大変便利に使っています。
そして2023年7月には指紋認証を実現するデバイスも追加して、家族の“指”でも玄関を解錠できるようにしました。追加したデバイスは次の「SESAMEタッチPro」というものです。既存のセサミと連動して、指紋認証のほか、最大16桁の暗証番号認証、手持ちのICカードを登録できるICカード認証によってスマートロックの解錠ができるようになります。
この記事では、SESAMEタッチProを金属製ドアに取り付ける際にちょっとばかし工夫したポイントを紹介します。
商品名 | 購入時の価格(税込) | 購入店 |
---|---|---|
SESAMEタッチPro + 送料 | 4,378円 + 702円 | CANDY HOUSE JAPAN |
TOSHIBA CR123AG 2P (2個入) 2パック | 880円 x 2 | ヨドバシ.com |
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利用開始までの流れ
スマートロックのセサミをすでに利用している環境で、SESAMEタッチProを利用開始するまでの流れはおおよそ次の通りです。
- SESAMEタッチProの裏蓋をプラスねじ2本を緩めて開ける
- プラスねじは裏蓋から外れない構造になっている。ある程度ねじを緩めたら裏蓋を細いマイナスドライバーなどで浮かせて開ける
- CR123Aの電池と本体側の電極に挟まっているシートを抜き取る
- 電池ボックスにはCR123A電池が4本装填できるようになっていて、標準では2本の電池が付属している。私は電池交換の頻度をできるだけ減らしたいので、標準の電池2本を抜き取り、別の新品電池4本を装填した
- SESAMEタッチProに通電すると「ピッ」という音がする
- スマホの「セサミ」アプリを最新版へ更新する
- iOS: App Store > セサミ、ひらけゴマ !
- Android: Google Play > セサミ、ひらけゴマ
- スマホの「セサミ」アプリを起動して新規デバイスとしてSESAMEタッチProを追加する
- デバイスの追加ができたら、SESAMEタッチProのSesameOS (ファームウェア) を最新版へ更新する
- SESAMEタッチProと同様に、関連するデバイスであるセサミ4/セサミ5などのスマートロック, WiFiモジュールのSesameOSも最新版へ更新する
- スマホの「セサミ」アプリで下記の設定を行う (全てではなく解錠のトリガーにしたいものを選択すればOK)
- 「ICカードの管理」
- 「指紋の管理」
- 「暗証番号の管理」
- SESAMEタッチProを本番の場所へ取り付ける前に動作確認して、実際に施錠・解錠が問題なく行えることを確認する
- SESAMEタッチProを本番の場所へ取り付ける
- 必要な指紋の登録やICカードの登録が完全に完了するまで、SESAMEタッチProを指定の取り付け方法 (付属の両面テープ) で取り付けるのは現状やめておくべきと思う。万が一SESAMEタッチProをオールリセットして登録をやり直す場合、SESAMEタッチProの裏面のリセットボタンを押す必要があるためです。
通信に関して気づいたこと
- SESAMEタッチProは、通常状態では、紐付けられたスマートロック「セサミ」とBluetoothで通信する
- SESAMEタッチProは、スマホのアプリからアクセスされているときは、スマホとBluetoothで通信する
- 私は当初勘違いしていたが、SESAMEタッチProはセサミとは異なり、WiFiモジュールとは通信しないように思える (SESAMEタッチProの役割が1mの範囲内にあるセサミの直接制御なのであればBluetooth通信のみで事足りて、インターネットアクセスの踏み台になるWiFiモジュールとの通信は不要だと考えられる)
金属製ドアへ取り付ける際の工夫
SESAMEタッチProは無加工もしくは多少の可逆的な加工を施すことで、我が家のような賃貸マンションの金属製ドアにダメージを与えず貼り付ける方法を探りました。結論から言うと磁力での取り付けとなり、引っ張ればドアから外れるため、SESAMEタッチPro自体が盗難されることは防止できません。あしからずご了承ください。
P.S. SESAMEタッチProの公式ページを2023-08-29に確認したところ、電池交換時に付属の両面テープを剥がなくてもよくなる「新しいバッテリーカバー」の発送予定についての記述があります。もしかすると、そのカバーによって標準の取り付け方法が変わる可能性はあります。
A. ボツ案) マグネットシール
Twitterで見かけたマグネットシールでの貼り付けを最初やってみました。しかしながら、我が家の場合にはSESAMEタッチProを玄関ドアに保持するほどの力がマグネットシールにはないことが判明し、ボツとなりました。SESAMEタッチProに電池を4本入れたために標準状態よりも重量が増したことが災いした可能性はあります。
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B. 採用案) ネオジム磁石
非常に強力かつ安価で、100円均一のお店で容易に入手できる磁石「ネオジム磁石」を使ってみました。磁石を1つ、透明な裏蓋の中に入れ込み (裏蓋は多少膨らみます)、裏蓋の外側の対向位置に磁石をもう1つくっつけます。この状態ですと、SESAMEタッチProを、裏面の両面テープを剥がないまま、強力な磁力で金属製ドアにくっつけて一定位置にほぼ保持できます。
なお、ネオジム磁石は材質上割れやすいため、破損に備えてそのまま露出して使うのではなく、磁石全体をセロテープで覆って用いるなどの安全策を取ることをお勧めします。
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