以下は次の記事の続きである。
時系列で示すと、総務省 電波利用 電子申請・届出システムを利用した次のような流れで「無線局登録状」を受け取ることができた。
品名 | 価格(税込) | 購入数 | 備考 |
---|---|---|---|
ICOM IC-DPR4 + HM-166LS | 19,998円/1セット | 2 | 無線の王様の中古整備品 |
無線局登録状を受け取ったのでやっと無線機の動作確認および運用ができる。外箱に「名刺サイズでパワーは2W、大きさと飛びのベストバランス。」と書かれているこの無線機、正面から見た縦横サイズは確かに名刺とほぼ同じである。他方、厚みは30mmほどあるが手の中に収まりやすい形だ。ちなみにアンテナは取り外しできない。
今回はこどもと遊ぶための持ちやすさが重要なので、手頃なこの機種を選んで良かった。また、せっかく付属していたイヤホンマイクは家族で遊ぶ際にはとりあえず不要なので封印しとこう。
アイコム デジタルトランシーバー(登録局) IC-DPR4 + HM-166LS 小型イヤホンマイクロホン(2ピンスリムL型コネクター)
アイコム
家族に協力してもらって、電波がどれぐらい飛ぶのかの簡単な実験をした。平野部にある広い公園と、そこから直線距離で2km以上離れた標高200mほどの高台の間で通話が成り立つかを確認したところ、出力2Wの設定でまったく問題なく通話ができた。この無線機の飛距離に関しては、見通しが効く範囲なら数kmはOKというイメージを持っておいて良いのかもしれない。
デジタル簡易無線(2W)の通信実験。この高台からだと、お互い屋外なら、直線距離2km以上は飛びますね。 (@ 神大人間発達環境学研究科前バス停 in 神戸市, 兵庫県) https://t.co/hZ8C92Hxfm pic.twitter.com/MAR7DlZSbf
— Masahiko OHKUBO (@mah_jp) August 16, 2022
登録局申請の後は、開設届の手続きを次のように進める必要がある。
お世話になっております。 ご提出いただきました、無線局登録局(デジタル簡易無線局)の開設届につきまして、以下の内容をご確認の上、ご対応をお願いいたします。
【不備等内容】(2点あります)
1点目 「開設局情報」について、無線機1台につき1局となります。 ご提出されている届出の内容は、無線機2台を1局とされておりますので、1局1台ずつ、計2局となるよう補正をお願いいたします。
2点目 設備設置区分 の「常置場所情報」の入力が漏れております。 「常置場所情報(無線機の保管場所、個人さまの場合は、通常はご住所と同じ場所になると思われます)」の入力をお願いいたします。
※修正後に補正後提出(電子申請届出システムのメインメニュー「その他」にございます)をお願いいたします。 誤って、もう一度新規に申請をされないようお願いいたします。
以上で、電波利用料の納付まで含めた開設届の手続きが完了。約7週間とは長くかかったなあ。