トンガ諸島付近にあるフンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ火山の大規模噴火が日本時間2022年1月15日13時頃に発生。その後、同日20時から21時にかけて日本各地で2hPa程度の気圧変化が観測された。
<トンガの火山噴火の衝撃波か>
— ウェザーニュース (@wni_jp) January 15, 2022
今日15日(土)の20時から21時過ぎにかけて、日本全国で一時的な気圧変化が見られました。火山島フンガトンガ・フンガハアパイが午後に噴火した時の衝撃波が到達した可能性があります。https://t.co/p4ofQT1pC8 pic.twitter.com/yEVBFzVxCH
この気圧変化を自宅@神戸に設置している気圧計2つも捉えていたようで、当該時刻のグラフを以下に貼り付ける。オレンジ色の線が大気圧を示している。
今回の噴火が非常に大きな規模であることはニュースで把握していたが、その影響が気圧変動として8,000キロメートルも離れた自分の地域にまで及ぶとは想像しておらず、グラフを確認した時には信じられなかった。地球が大気の薄い層に包まれていて、地表はどこも同じ大気の元にあることを感じさせてくれる記録だと思う。
15日に観測できた上記の衝撃波が地球を1周した可能性がある時間にも、気圧変化が観測されたという。なんとまあ。
【2度目の気圧変化】
— ウェザーニュース (@wni_jp) January 17, 2022
今日17日(月)午前中、日本全国で気圧変化が観測されました。
同様の現象は一昨日夜にも観測されています。
15日(土)にトンガの火山、フンガトンガ・フンガハアパイが大規模噴火した時の衝撃波「空振」が、地球を1周して再び到達した可能性があります。https://t.co/IcRFjEHxEJ https://t.co/sPWdlrmapB pic.twitter.com/5alAbBJnnF
そこで前回と同じく自宅@神戸に設置している気圧計2つのグラフを確認したところ、たしかに17日09時前後にそれらしい、1hPa弱の高さの波形が記録されていた。衝撃波が地球を1周している状況を自宅の中で観測できるなんて。前回よりも変動幅は小さく、波形はなまっているように見える。