在宅勤務環境の椅子としては普段、オフィスチェアとバランスボールを併用している。腰の力が衰えることが心配で、昇降デスクの導入はかなり良さげに思っているものの、物理的にも金額的にも大きな買い物になるので、すぐには踏み切れない。そして、バランスボールを椅子代わりにしている時の、おしりが蒸れる感じをなんとか取り除けないかな……。
そんな悩みを抱える私ですが、先日IKEAの店内を散歩していたら一風変わった次の椅子を見つけ、座ってみて、これはバランスボールの代替になりうるぞと感じて衝動買い。一般的な丸椅子の形だが、椅子を少し斜めにして腰掛けることもできる作りをしている。
分類 | 品名 | 購入価格(円) |
---|---|---|
デスクチェア 家庭用 | IKEA NILSERIK ニルスエリク スタンディングサポート | 6,999 |
この椅子をさっそく既存の机と組み合わせてみたところ、机に対して椅子の座面が高すぎで、そのままでは利用に無理があると判明。私の机はあるホテルで使われていた部屋のデスクのお古で、愛着があって私自身も30年以上使っているもの。机上までの高さが68cmと、標準的なオフィスデスクの72cmよりもさらに低いのだった。
衝動買いして失敗したかぁ……と悩むこと数分、机の高さを上げれば問題は解決することに気づいたので、継ぎ足する次のアイテムを発注 (継ぎ足の10cm部分を今回の机に使い、5cm部分をリビングのテーブル (こたつ) に使うつもりで)。
Uping テーブル・ベッドの高さ調節が簡単にできる ベッドの高さをあげる足 4個セット 高さを上げる 高さ調節脚 こたつ 継足し 継ぎ足 テーブル脚台 高さ調整 暖房器具 (耐荷重1000kg) ブラック 高さ17.6cm 矩形
Uping
公式には「スタンディングサポート」という名が付いている、IKEAのデスクチェア「NILSERIK」と、約10cm高めたレトロな机とを組み合わせた様子は、次の写真のとおり。
簡単なレビューとしては、斜めに腰掛けた状態で少し足を前へ投げ出すようにしてバランスを取ってもいいし、鉛直方向にどしっと座ってもいいし。そんなふうにして、腰が辛くなる前に予防的に、自分が自然と姿勢を変化させることができている気がする。
ちなみに、このデスクチェアの底面は、次の写真のように段違いの円盤状になっている。『ピタゴラスイッチ』風に言うならば、「わけあって不安定を許容する」工夫に面白さを覚えた。