ネットカメラ「ATOM Cam 2」所感
約三千円って。
低価格なネットワークカメラであるATOM Cam 2を購入しました。購入動機としては次の通り。
- 気象や空模様に興味を持っている子どもが、このカメラをiPadからコントロールして、雲の動きなどのタイムラプス動画を撮って遊ぶのにちょうど良いかも (「夏休みの自由研究」ネタ的に)
- モバイルバッテリーで駆動して、自動車や自転車に積むとおもしろい動画が撮れるかも
- エッジAIってどんなものか知りたい
発注から到着まで
- 発注: 2021-07-18 (日) 夜に、ATOMストア (公式サイト)で1台発注。兵庫県への送料込みで3,680円です
- 到着: 2021-07-20 (火) 昼に、ゆうパックで到着
アトムテック(ATOM tech) 屋内/屋外兼用の防犯カメラ ATOM Cam 2 (アトムカムツー) 1080PフルHD Alexa対応 見守りカメラ 監視カメラ ネットワークカメラ ペットカメラ/ベビーモニター AC2
アトムテック(ATOM tech)
セットアップ
ATOM Cam 2のセットアップは、最初にスマホに専用アプリをインストールして、2.4GHz帯の無線LAN環境下で進めることになります。セットアップ手順はアプリの案内の通りに進めると簡単で、途中には次のような場面もあり、先進的だなあと私は妙に楽しくなりました。
- スマホの画面に表示されるQRコードをATOM Cam 2のカメラに「映す」
- セットアップ状態をATOM Cam 2が「喋る」
なお、本体の底から挿入するmicroSDカードについては、私の環境では64GBのものは認識がされず (認識させる裏技はあるのかもしれない)、32GBのものは一発で認識OKでした。これは公式ページの仕様通りの挙動に思われます。
Hacking!
今回届いたATOM Cam 2の初期ファームウェアのバージョンは4.58.0.32
で、セットアップ中にファームウェア更新を実施すると4.58.0.56
へ更新されました。このバージョンでも、下記ページで紹介されているハックは効き目があり、
ATOM Cam 2でtelnetdとftpdが稼働してサービスしている状態を作れます。つまり、専用アプリを使わずとも、内部の/media/mmc/
に保存される画像ファイルをLAN内から取得できるので、いろいろと遊べそうです。
$ nmap -Pn 192.168.1.XXX # ATOM Cam 2のIPアドレス
Starting Nmap 7.80 ( https://nmap.org ) at 2021-07-21 00:58 JST
Nmap scan report for 192.168.1.XXX
Host is up (0.010s latency).
Not shown: 997 closed ports
PORT STATE SERVICE
21/tcp open ftp
23/tcp open telnet
9999/tcp open abyss
Nmap done: 1 IP address (1 host up) scanned in 0.36 seconds
感想
- そこそこ広い画角で感度も悪くない光学系で、多様な用途に問題なく使えそう
- エッジAIによる動体検知機能などを備え、監視カメラとして多機能 (想定する第一の利用形態はこれなのであろう)
- 防水・防塵であることは「夏休みの自由研究」ツールとして頼もしい (熱に強いとは言ってないので注意!)
ほぼ衝動買いでしたが、それをまったく後悔させない、良いガジェットな予感がします。これは複数買いする方もいるだろうと思います。
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作例: 夜間タイムラプス
下記の動画は、ATOM Cam 2を付属の磁石付きスタンドで窓際に取り付けて、ナイトモードで夜空を5秒間隔で1時間ほど撮影したタイムラプスです。専用アプリは高機能かつ操作がわかりやすくできており、このような動画を手軽に撮れそうです。