先日の記事に書きました、「図書館で借りている本の情報をJSON化し、返却期限が近いものを通知するスクリプトのセット」 https://github.com/mah-jp/liblib に関して。あくまで神戸市の図書館専用のものですが、機能追加のお知らせです。
実生活における私の図書館の利用としては、実物の本を借りる「神戸市立図書館 (神戸市図書館情報ネットワーク 蔵書検索システム)」の他に、データとしての本を借りる「神戸市電子図書館」も利用することがあります。しかしながら、この2つのウェブサイトは別立てのものなので、返却期限を確認するなら2箇所を横断して行う必要があり、うまく省力化したい。
そこで、前者に加えて後者で借りている本にも対応でき、かつ、この両方のウェブサイトの情報から同じ構造のJSONを出力するように、スクリプトのセットを改造しました。
スクリプト名 | 内容 |
---|---|
book2json_opac.py | 神戸市立図書館で借りている本の情報をJSON化するPythonスクリプト |
book2json_d-library.py | 神戸市電子図書館で借りている本 (資料) の情報をJSON化するPythonスクリプト |
json2alert.py | book2json_{opac,d-library}.py が出力するJSONを読み込み、返却期限が近い本の書名を出力するPythonスクリプト |
bookcheck_sample.sh | book2json_{opac,d-library}.py とjson2alert.py を組み合わせて起動するbashスクリプトのサンプル |
GitHub https://github.com/mah-jp/liblib にて内容を随時更新していますので、よかったらご参考にどうぞ。
今回加えた「神戸市電子図書館」対応を発展させると、この電子図書館サイトにある次の問題を軽減するような機能追加も、後々できるかな……と妄想中です。
私はなぜ、これの電子図書館 https://t.co/ZLYU9hcNmM 版を作ってないのだ?という素朴な疑問を自分に抱いた。ちょっとやってみるか。
— Masahiko OHKUBO (@mah_jp) July 17, 2021
mah-jp/liblib: 神戸市立図書館で借りている本の情報をJSON化し、返却期限が近いものを通知するスクリプトのセット https://t.co/MdPoNf96g7
よしよし。(「借りている資料」はちょっと後回しで)
— Masahiko OHKUBO (@mah_jp) July 17, 2021
神戸市電子図書館の「予約している資料」をJSON化して、「借りる」ボタンが押せるかどうかの判別フラグをそれに含めるところまではできたぞ。
というわけで、電子図書館の対応も一気に追加してみました。(ブログに書くのは後日にします)
— Masahiko OHKUBO (@mah_jp) July 17, 2021
mah-jp/liblib: 神戸市立図書館・神戸市電子図書館で借りている本の情報をJSON化し、返却期限が近いものを通知するスクリプトのセット https://t.co/MdPoNf96g7