12年ぶりのテレビ刷新で有機ELを選ぶ

12年ぶりのテレビ刷新で有機ELを選ぶ
Page content

買い替えのきっかけ

予備的な部屋に置くサブテレビとして大画面のものが欲しい、という実家からの声を聴いた。そこで私は、サブでいいなら、我が家で今使っている40インチを実家に譲ろうと考えた。同時に、我が家の分を刷新しよう。

我が家の今のリビングテレビは東芝REGZA 40FH7000 (2009年4月購入)。かなりの年代物なので液晶画面の輝度は少々下がってきているが、一応は完全に動作している。これを実家に送付して使ってもらい、もし故障したら、新しいテレビの手配をまた考える。

LG OLED48CXPJA [48インチ]

我が家の次のリビングテレビに求める要件を整理すると、「画面は40〜50インチの4K解像度で有機EL」「安価」「BS 4Kチューナー搭載 (現行機種はほとんど問題なさそう)」「録画機能」「YouTubeなどのネット動画サービスにある程度対応」「機敏な動作」といったところ。家電店の店頭でのリアルな表現力によく見惚れるので“有機EL”にはこだわるが、それ以外はまあ、今どき一般的な要件だろう。

これらの要件で商品検索するための価格.comでのリンクは https://kakaku.com/specsearch/2041/?st=2&_s=2&Sort=price_asc&DispSaleDate=on&Display_Type=2&Monitor=40&Monitor=50&BS4K_Tuner=on&HDD_naka=on&HDD_soto=on&YouTube=on となる。

上記リンク先に並ぶ各機種を参考にしながら、今回私はLGエレクトロニクス OLED48CXPJAを選択し、価格.com非掲載の最安値のサイトに発注した。

分類品名購入価格(円)備考
48型テレビLGエレクトロニクス OLED48CXPJA121,800円 (税込)アークマーケット楽天店
LG 48型 4Kチューナー内蔵 有機EL テレビ OLED 48CXPJA Alexa 搭載 2020 年モデル

LG 48型 4Kチューナー内蔵 有機EL テレビ OLED 48CXPJA Alexa 搭載 2020 年モデル

LG

Why?

LG OLED48CXPJAを選んだ理由としては、競合機種の中で最安という点と、Wiiのコントローラーのように空間で動かす、LGのマジックリモコンに家電店で触れたことがあって、その操作性に興味惹かれていたという点もひとつ。

機能についての下調べが足りず発注後に気づいたのは、現在の40FH7000で時々使う「画面分割 (2画面機能)」と「音付きの早見再生」機能は、OLED48CXPJAには非搭載であり、競合のREGZA 48X8400にはあったこと。これは仕方がないと割り切る。また、要件のひとつの「機敏な動作」は、ウェブの複数のレビュー記事を参考にしておそらく大丈夫だろうと判断したが、本来は実機確認したほうが絶対に確実だ。

購入のタイミングについては次のように考えた。今回のOLED48CXPJAは2020年型で、LGの2021年型の有機ELテレビは発表済みであり日本でも発売間近だろうから、2020年型はまもなく型落ちとなる機種である。したがって、2020年型は現時点で在庫限りだったり価格推移的にはほぼ底値で、今が買い時であろうと。

使用感

OLED48CXPJAの到着予定はまだ不明で、遅い場合は5月連休明けの到着かもしれない。実際に使ってみて、なにかネタになることなどあればブログに書きます。

追記 [2022-08-08]: パネルノイズクリアが実行された

本日 (2022-08-08)、テレビ使用中に「パネルノイズクリア」が始まった。これはLGの下記公式ページによると、長時間 (2,000時間) ごとの視聴で実行されるものだという。つまり我が家のテレビ視聴は、使用開始から約15ヶ月で2,000時間に達するということなのか? 意外に見ているんだな……。

追記 [2023-04-26]: スティック型SSDを側面端子に接続

このテレビにはお古の外付け1TB HDDを接続してそこに録画番組のデータを保存してきたが、録画した番組がたまに読み出せなくなる事態が度々発生。寿命に近づきつつある1TB HDDの利用はやめ、代わりに今度はSSDのBUFFALO SSD-PUT1.0U3-BKCを購入。横幅23mmのこのスティック型ポータブルSSDは、OLED48CXPJAの向かって左側面にあるUSB端子「USB入力1」に、他のHDMIケーブルなどに干渉することなく挿すことができた。

バッファロー SSD-PUT1.0U3-BKC [USB3.2 ポータブルSSD 1.0TB スティック型]

バッファロー SSD-PUT1.0U3-BKC [USB3.2 ポータブルSSD 1.0TB スティック型]

追記 [2023-05-01]: マジックリモコンを2022年度モデル対応版に交換

OLED48CXPJAに付属の、2年ほど使い続けてきたマジックリモコン「MR20GB」が壊れた。具体的にはスクロールホイールが陥没した状態となった (分解したところ内部の軸受けが折れていた)。同じ型番のものは現在販売されていないので、新しい型番のものを仕入れるのが妥当だろう。そこで、当座の代替手段としてテレビにUSB接続マウスを繋いでスクロールホイールの代わりをさせながら、現在販売中のMR22GJを、「OLED48CXPJA」は対応機器に記載されていないが賭けをして購入した。

機種OLED 48CXPJAとの対応販売状況価格状況
MR20GB対応機器に記載有り販売終了と思われる不明
MR21GB対応機器に記載有り「生産完了品」6,200円〜
MR22GJ対応機器に記載無し「販売中」4,145円〜

MR20GBとMR22GJの外観上の違いは次の通りに思う。

  • MR22GJはスクロールホイールにギザギザが付いている
  • 外寸は全く一緒で、ボタン配置は一部変更されている

問題は果たして、2020年度モデルのOLED48CXPJAに対して2022年度モデル対応版のLG-MR22GJは使用できるのか? 実際に試したところ次の通りで、特に支障なく使用できている。

  • リモコンMR22GJのストリーミングサービスボタン (アプリ関係) のところの、[Disney+], [U-NEXT], [alexa], [Google アシスタント] を押してもテレビOLED48CXPJAは無反応
  • その他のボタンは問題なく動作する (MR22GJはちゃんと後方互換なのだな)
LG マジックリモコン 2021年製 LG TV 対応 MR21GB

LG マジックリモコン 2021年製 LG TV 対応 MR21GB

LG

LG マジックリモコン 2022年製 LG TV 対応 MR22GJ シルバー

LG マジックリモコン 2022年製 LG TV 対応 MR22GJ シルバー

LG

参考にした記事

4K有機EL「テレビ」であるOLED48CXPJAを、多くの記事が「ゲーミングモニタ」の土俵で評価を行っていることにびっくり。PCやPlayStation 5等を接続するゲーミングモニタとして優れているんだそうな。しかし我が家では、稼働中のゲーム機はNintendo Switchのみで、遊んでいるゲームはどうぶつの森ぐらいなので、ゲーミングモニタとしての利用度は非常に軽い見込みである。