Chromebook Linux環境の初期セットアップメモ

Chromebook Linux環境の初期セットアップメモ

Chromebookに備わるLinux環境 (Crostini) の初期セットアップのメモです。次の記事の続編となります。

  1. Chromebook Spin 311 英語キーボード版が安いので購入 (Amazonプライムデー) [2020-10-13]
  2. ARM版Chromebook Linux環境へのHomebrew導入手順 [2020-10-17]

対象の環境は次の通りです。

項目内容
機種Acer Chromebook Spin 311 (CP311-3H-A14N/E)
CPUMediaTek M8183C (aarch64)
Chrome OS86.0.4240.77 (Official Build) (32ビット)

ソフトウェア

日本語入力のMozc

fcitx-mozcの導入

2020-10-17時点の次のページの情報を参考にして、apt install fcitx-mozcなどを行った。

各設定ファイルには次の追記をしている。

$ tail -n 4 /etc/systemd/user/cros-garcon.service.d/cros-garcon-override.conf
Environment="GTK_IM_MODULE=fcitx"
Environment="QT_IM_MODULE=fcitx"
Environment="XMODIFIERS=@im=fcitx"
Environment="GDK_BACKEND=x11"
$ tail -n 1 ~/.sommelierrc
/usr/bin/fcitx-autostart

右ALTでfcitxを起動

右のALTキーを押すことで、fcitx-mozcの日本語入力が起動するようにしたい。この設定は、次のコマンドで起動するfcitxの設定画面の、[Global Config] > [Hotkey] にて、Trigger Input Methodの1つに「Ralt」を登録すると可能だ。

$ fcitx-configtool

ローマ字定義をAZIKに設定

ローマ字打ちでAZIK入力を使いたいので、次のローマ字テーブルromantable.txtに、1つ「- ー」 (ハイフンマイナス→長音符号) という定義を追加したものを、Mozcの設定画面で読み込ませる。

Mozcの設定画面は、次のコマンドで開くことができる。

$ /usr/lib/mozc/mozc_tool --mode=config_dialog

その他参考として、Mozcの辞書ツールや単語登録の起動方法はこちら。

Visual Studio Code (VSCode)

公式のarm64版debが公開されているので、次のページから「.deb ARM64」のパッケージをダウンロードして、インストールする。

ターミナル

デスクトップPCのUbuntuと環境を揃えるため、xfce4-terminalを導入する。ターミナルのフォントはCicaへ変えてみた。ちなみにVSCodeの方は、使い慣れたNasuMのまま。

ハードウェア

画面保護フィルム

自分の背景や顔が反射するグレアの画面は苦手なので、ノングレア化する画面保護フィルムとして、次のものを購入して貼り付けた。私の Acer Chromebook Spin 311 (CP311-3H-A14N/E) に正式に適合なのかわからなかったが、問題なく使えている。画面の上品さが増したかも (当社比)。

PDA工房 Acer Chromebook 311 Perfect Shield 保護 フィルム 反射低減 防指紋 日本製

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なお、Spin 311への貼り付け方にはコツが要るので注意。保護フィルムの大きさは、11.6インチの液晶画面部分から1-2mm広いぐらいでマージンがない。しかしながらSpin 311のように、画面と枠の部分に段差がない機種の場合、貼り付けの際にフィルムを寄せる“物理的なガイドが無い”わけで、11.6インチの部分をぴったり覆うように保護フィルムを貼ることはかなり難しい。保護フィルムを貼る前にあらかじめ、液晶画面部分のすぐ外側の縁に沿ってセロハンテープや養生テープを貼ることで、仮の段差を作っておくと良いと思う。