在宅勤務の課題とQoL

在宅勤務の課題とQoL

昨今の新型コロナウイルス対応にて、私も先週木曜日から初の在宅勤務を始めたわけだが、3日目を終えた本日までに、業務自体以外のことで浮かび上がってきた在宅勤務上の課題がある。具体的にはQoLに関する、下記の「歩数不足」と「読書等不足」だ。

心身の恒常性を維持するためには、通勤がない在宅勤務のリズムのなかにも、これらを解決する取り組みをあえて差し込みたい。現時点の見通しでは、5月の大型連休明けが在宅勤務の期限であるが、それまでは、この新たな習慣づけをするために自分をうまくハックしなければ……。

課題1. 歩数不足→運動不足

1つ目は健康管理に関する課題で、在宅勤務では明らかに、歩数不足になりつつあること。歩数データを簡単にまとめると次の通り。電車で片道約25分+徒歩で片道約15分の、階段昇降を含む通勤が相応の歩数を稼いでいる一方、在宅勤務では1,000歩台にとどまってしまいそう。

日付勤務形態歩数備考
2020-04-13(月)通勤5,444
2020-04-14(火)通勤4,987
2020-04-15(水)通勤5,356
2020-04-16(木)在宅勤務6,663昼に子どもとめいっぱい散歩して疲労
2020-04-17(金)在宅勤務1,932夕方に車で買い出し
2020-04-20(月)在宅勤務1,416昼の散歩なし

課題2. 読書等不足→インプット不足

2番目の課題として、通勤電車の中で読書とポッドキャストのリスニングを行っていたが、その機会を、家族と暮らす中での在宅勤務ではまだうまく設けられていないこと。在宅勤務では、仕事を終えて書斎を出るとすぐにリビングへと入る動線しかない。この観点だと、通勤には、孤立する時間を自分へ自動的にもたらす作用があったわけだ。