楽しみと窃盗未遂

楽しみと窃盗未遂
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休日に見かける趣味車。

野外映画会を楽しみ

六甲道南公園で「たそがれの六甲道ファミリー劇場」が行われるという情報をキャッチ。子どもはまだ、テレビ以外で映画を観たことはないし、とにかく楽しそうだと思って18時過ぎに出向いた。ちょうど日の入り過ぎた頃。上映作品は『ペット』で、最初は垣根を意識していた各動物たちが、その種類や住環境での境遇差を超えて力を合わせ、みんなが仲良くなるというストーリー。

屋台でポップコーンを仕入れ、大人も十分楽しんでしまった。客席 (芝生広場) の傾斜がない野外映画会なので、プロジェクターとスクリーンの間の長い距離を、頭を低くしていない人が通ってしまうと、スクリーンに人影が投影されてしまう場景が、沢山の人がこの場を共有してひとつの映画を観ていることの証しだし、なんだか懐かしい。

旧車の被害を悲しむ

帰宅して、電話に着信が入っていた実家の方に連絡を取ると、びっくりさせられた。家族が怪我したというような重篤な知らせではなかったが。

親父の車が、朝、運転席側ドアをこじ開けられてイグニッションキー付近が破壊された、つまり盗難されかけた状態になっていたらしい。場所は、九州の田舎の団地駐車場で、車種はSKYLINE R34型の25GT-tである (2000年前後の古い車なので盗難防止装置なんて無し)。ちなみに同じ夜に、同じ駐車場の“スバルのスポーツタイプ”も同様の手口でやられていたそうで、いわゆる日本のスポーツ系車を狙った犯行だろうか。しかし不幸中の幸いというか、もし真に手慣れている者の犯行なら、車は駐車場から無くなっていたかもしれぬ。

親父にとって生涯たしか3台目のこのスカイラインは、数ヶ月前は停車中にぶつけられ、入手困難度が増してきた部品を取り寄せて修理したばかりでもある。電話の声がすごく落ち込んでいて、なんとも言えないな……。