勢いでGoogle Cloud DNSを試してみた
そば屋さんでの昼食時、僕の右手の包帯を気にした店員さんが、なにも言わないのにフォークを添えてくれました。左手でも箸は使えるんだがお心遣いに感謝。(^_^)
可用性高くて楽なDNSが欲しい
職場のオフタイムに、諸々の事情を考慮したらば、「DNSサーバを自分らで運用していくの、考え直してもいいな」という話題で盛り上がった。DNSのSaaSを調べてみると Google Cloud DNS が良さそうで、ゾーン数やリクエスト数を想定して見積もると費用は月数千円程度で済みそうに思える。
帰宅後、少し古い2015年の記事だが、管理者のためのクラウドサービス入門:クラウド系DNSサービス「Google Cloud DNS」の損得勘定 (1/2) - @IT を見つけて読んで、メリット多そうなこのGoogle Cloud DNSを早々に試してみたい気持ちが最高潮に。自分個人のドメインのDNSサービスをGoogle Cloud DNSへ切り替える作業を始めてしまった……。
比較対象A) Google Cloud DNSに乗せてみたドメイン: remoteroom.jp
Google Cloud DNSに乗せてみたドメインは、remoteroom.jp。Google Cloud DNSの画面で次のようにゾーンの設定を行い、
次のように、権威DNSが指すネームサーバをGoogle指定のもの4つへ切り替えた。
そしてしばらく待った後、次のように、DNS Speed Test to Check DNS Hosting Speed | UltraToolsにてDNSの速度を測定すると、このUltraToolsサービスに応答するネームサーバ4台 NS-CLOUD-B?.GOOGLEDOMAINS.COM
のなかに、9msと、えらく速いものが有ることがわかる。かつ、ネームサーバは地域的に分散していそうだ。
比較対象B) さくらインターネットのDNSのままのドメイン: genepub.com
比較のため、まだGoogle Cloud DNSに乗せずに、今までのさくらインターネットのDNSのままのドメインは、genepub.com。(←自作のEPUB変換サービスを立てています。未だEPUB2ですが)
比較対象のremoteroom.jpと同様に、UltraToolsにてDNSの速度を測定すると、このUltraToolsサービスに応答するネームサーバ2台 NS?.DNS.NE.JP
はおおよそ同じ応答速度、そしてUltraToolsサービスからは遠いようだ。
GCD初利用の感想
Google Cloud DNS、思った以上に簡単に設定できたし効果もイイ感じ。今後の管理・設定変更でも楽できそうだ。課金の程度は、一ヶ月ほど観測しないと実際は分からないが、今回の2ドメインで3ドル/月ぐらいまでに収まれば許容範囲に思う。