20億人の未来銀行 ニッポンの起業家、電気のないアフリカの村で「電子マネー経済圏」を作る 合田 真 (著) 物理的である「現実 (エネルギーや食糧)」と人間的な「ものがたり (お金)」の原理原則を、 …
みんなの経営学 使える実戦教養講座 (日本経済新聞出版) 佐々木圭吾 (著) 経営学の成り立ちに還り、変遷を辿り、なんのために経営学があるのか、という学びの原点が確認できるような本だ。読書中に読者が …
たゆたえども沈まず (幻冬舎文庫) 原田マハ (著) 肉親 (兄弟) の絆・縁の因果を、図太く深い、変わらぬ流れとして描いている物語だった。その兄はフィンセント・ファン・ゴッホ。絵画に人生をたたき込 …
軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い 松本 創 (著) 2005年4月のJR福知山線脱線事故から受けた衝撃が、当時から関西に住んでいる自分として、いまは薄れていたのは正直事実。しかし分かり …
まるわかりEV (日経BPムック) 日経ビジネス (編集) 電気自動車に関わる業界の話題を日々、フロー型でキャッチしているとしても、こうしてストック型でまとめられている資料を読み通し、全体を俯瞰し直 …
働く君に伝えたい「お金」の教養 出口 治明 (著) 自身でお金をコントロールする段階では必ず知っておかなくちゃならない教養を、時に経済のマクロな視点 (広い視点・歴史的に長い視点) に立ち返ることが …
ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた (集英社新書) 高橋源一郎 (著) 当たり前の存在や現象やしきたりについて、「過去からそうだったから」以外の成り立ちの理由をしっかり考えなおすのは、 …
小水力発電が地域を救う―日本を明るくする広大なフロンティア 中島 大 (著) 陸地の高いところから低いところへと流れていく水の位置エネルギーを、電気に変える水力発電。その特に小規模なものを私が気にな …
営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由 クルマを分かる本 國政 久郎 (著), 森 慶太 (編集) 意味深いタイトルだが、道交法の抜け穴を論じているとかではなく。 本書は車の物理学と人間の感性との関わ …
暗幕のゲルニカ(新潮文庫) 原田マハ (著) この読書に入る前に何らかのテレビ番組で観た、妙に印象に残ったモノクロームの絵画。あれがピカソの『ゲルニカ』なのかな?と、本書を読み進めるに連れて気になっ …
IoTとは何か 技術革新から社会革新へ (角川新書) 坂村 健 (著) IoTとは何か、技術的な概要を描いてさらに、社会的な方面でIoTの実現や普及にどんなことが欠かせないかを述べている。IoTを実 …
シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」 ネイト シルバー (著), 川添 節子 (翻訳), 西内 啓 (読み手) 物事を予想する際には、不確実性や予想値の幅の見積もりが本来伴う …
恋愛を数学する (TEDブックス) ハンナ・フライ (著), 森本 元太郎 (翻訳) 世の中のさまざまな特性を数学が表現していることは、一応知っている。だが「恋愛」に関する本書で紹介されている関数は …
楽園のカンヴァス(新潮文庫) 原田 マハ (著) アンリ・ルソーの絵画を言葉で視るかのような、こちらの感情がどうしてか高められる文章で語られていく。登場人物の情熱と知的な興奮に引っ張られてどんどん読 …
本日は、お日柄もよく (徳間文庫) 原田マハ (著) 主人公はふとしたことでスピーチの力に惚れ、スピーチライターという仕事を自らの専門にしようと奮起していく。夢があって、スピーチの業界に少し詳しくな …
2018年版間違いだらけのクルマ選び 島下 泰久 (著) 本書でのEVシフトの論調は、一般的によく耳にする懐疑的な視点のものだが、それは世界とは、ずれていると思う。EVシフトの根源的な理由を僕はこう …
みつやくんのマーク X 渡辺 茂男 (著), エム ナマエ (イラスト) 幼少期の自分はこの本を知らないのだが、“心に強く残ってる”という評判を大きなお友達から聞いて、車の話だろうし気になりだした。 …
経営参謀 稲田 将人 (著) 『戦略参謀』の続編。アパレル業界におけるコモディティ企業の経営企画部で苦労しつつも大きな成果を上げた主人公が、転職後に今度はファッション企業に入り込み、典型的な経営課題 …
戦略参謀 稲田 将人 (著) 文学表現的には淡白な形で進行していくのは、状況も憎悪もリアルすぎる社内の人間模様。佳境に入るとぐいぐい引き込まれてしまう迫力に満ちていた。 文中では『成功した創業者』 …
人はなぜ不倫をするのか (SB新書) 亀山 早苗 (著) 行いそのものは別として、“不倫”という言葉が日本で広まったのは、比較的最近らしい。1980年代のテレビドラマがきっかけだそうな。本書は、行動 …