
炎の塔 五十嵐貴久 (著) タイトルが暗示するのは、高さ450mで100階建てという、恐ろしく巨大なビルディングの成れの果てだ。あらゆる物を舐め尽くす炎に、居合わせた人々や圧倒的少数の消防士たちが追 …

新装版 富士山頂 (文春文庫) (文春文庫 に 1-41) 新田 次郎 (著) 久しぶりに読む新田次郎の小説。気象庁に勤めながら作家を兼業しているという主人公の設定を、ユニークだなぁと最初感じたがそ …

「深層」カルロス・ゴーンとの対話~起訴されれば99%超が有罪になる国で~ 郷原信郎 (著) しばらくは忘れていたが、「あれはどう説明されるものなのだ?」という戸惑いと懐疑心を、また強く抱くことになっ …

わたしの家系図物語(ヒストリエ) ―調べてカンタン! すごいご先祖がわかる 渡辺 宗貴 (著) 家族の歴史を示す資料の一つである家系図を、最初は自身の分から遡るように戸籍を取り寄せることで、次には、 …

葉っぱはなぜこんな形なのか? 植物の生きる戦略と森の生態系を考える 林 将之 (著) うちの子どもは、かなり小さい頃からシンボルマークの記号や葉っぱの形に興味を持っていたので、そういった類の図鑑を家 …

おもしろくて、秋の夜長に、ほぼ一気に読んだ。タイトルの「自衛隊特殊部隊」はどのような組織なのか、本当に存在するのかさえ知らなかったものの、ところどころ、私でも「ここはフィクションではない。作者が知る …

路 (文春文庫) 吉田修一 (著) 伏線が集まってくる予感はしていた。生きていく中で人が抱くであろう希望や思いを、路にまとめあげた珠玉の作品だ。 思い返せば私は、2006年の年末から年明けにかけて、 …

スバル――ヒコーキ野郎が作ったクルマ 野地 秩嘉 (著) 中島飛行機を前身とする企業の物語なので、第二次世界大戦における航空機の役割や、日本での開発の実状に関する記述も少なくない。戦争を、「どのよう …

未来をつくる言葉―わかりあえなさをつなぐために―(新潮文庫) ドミニク・チェン (著) 言葉を他者に返したり呼びかけたり、文字に記したりまた読解するといった、言葉を使う日常を、私たちは代々営み続けて …

ルパン三世 カリオストロの城 [Blu-ray] 宮崎駿 (監督) 視聴: iTunes 陰謀との遭遇、出会い、憧れ高まる心、組織におけるしがらみと個人の生き様まで、凝縮して描き、観る者を取り込んで …