愛のようだ 長嶋 有 (著) 車に乗って得る刺激、同乗者とのやりとり、再生される想い出、沸き上がってくる気持ち。それらの細やかな、久しぶりの小説らしい記述を目でなぞり、浸った。通勤帰りに吊革を握って …
バルミューダ 奇跡のデザイン経営 守山久子 (著), 日経デザイン (編集) 仕事の中で「デザイン経営」という言葉に遭遇し、その意味の感覚を得るために読んだ。異質に見える物が本質的な認識や体験を人に …
ネット時代の地方自治 久元 喜造 (著) 現神戸市長の著書。市民を定義し、都市を定義していくといった流れで、論理構成がきれいだった。タイトルからの直感では、ネット活用論が大胆に展開されそうな予想をし …
あなたの1日は27時間になる。 木村 聡子 (著) タイトルを叶えるための方法が、気持ち簡単にできそうなステップごとに紹介されている。一つでも実行を続けられたら、書籍代のもとは余裕で取れてしまうと思 …
多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書) 坂井 豊貴 (著) 社会的選択理論、という言葉を初めて知った。 社会でどれかを選択するという行為において、自分の体にも染み付いている現実の制度が …
老人と宇宙(そら) (ハヤカワ文庫 SF ス 17-1) ジョン スコルジー (著), Scalzi,John (原名), 昌之, 内田 (翻訳) 忙しくなってきた時期の反作用なのか、SF読みたくな …
「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方 岩田 松雄 (著) 自分が迎えた局面にとても合った指南本であった。責任を抱えてかつ「To be good」で、理念の実現をめざしていくしかない …
会社の枠を越えたウェブサイト復旧支援 ~東日本大震災時にAWSユーザーグループのメンバーはどう行動したか~ (記憶の継承) Amazon.co.jp (著) サーバシステムの地域分散。とりあえ …
決定版 これがガバナンス経営だ!―ストーリーで学ぶ企業統治のリアル 冨山 和彦 (著), 澤 陽男 (著) 取締役会、監査役などが、コーポレートガバナンスの面で会社に不可欠な機能であることを学習。も …
ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books) 楠木 建 (著) 優れた戦略にはうまく「転じる」ストーリーがあると教えてくれ …
まだGHQの洗脳に縛られている日本人 ケント・ギルバート (著) 自分が記憶している“歴史”の、アップデートが必要な時もあるようだ。新しいファクトとその見方を知っておこう。
Googleの72時間 東日本大震災と情報、インターネット (角川書店単行本) 林 信行 (著), 山路 達也 (著) 圧倒的なGoogleの物的リソースは、多様性を持つ人たちが使命感と意欲で駆動し …
「稼げる男」と「稼げない男」の習慣 (Asuka business & language books) 松本 利明 (著) タイトルは煽りっぽいですが、2時間ぐらいで読めてエッセンスを把握で …
保育園義務教育化 古市憲寿 (著) 日本社会での子どもの扱いに関して、『保育園義務教育化』という一見極論から問題提起する書。参考文献として挙げられているものも、比較的新しいものが多い。メジャー層の年 …
ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版] (中公新書) 服部正也 (著) 時は1965年。独立後のアフリカの一国を、幸せに発展させていくためにはどうすればいいか。中長期的な考え方と実践例の両方が詰まって …
自治体にオープンソースソフトウェアを導入しよう -基幹システム編- (OSS BOOKS) 独立行政法人 情報処理推進機構 オープンソフトウェア・センター (著) 2008年出版なので事例がちょっと …
人工知能は人間を超えるか (角川EPUB選書) 松尾 豊 (著) 「特徴表現学習」が可能となり、にわかに注目を浴びる人工知能について長期展望を含め解説。おもしろい。情報がネットワークで流動性を得たよ …
V字回復の経営―2年で会社を変えられますか 三枝 匡 (著) 前の職場の上司にも教えられたのだが、なにはともあれ第一に、管理会計を徹底していないと何も見えていないのに等しい。これは今のポジションでど …
世界で最もイノベーティブな組織の作り方 (光文社新書) 山口 周 (著) 著者によると「キュレーションに過ぎません」というこの内容だが、とても有用に思えた。自分が経験した・している課題と、紹介されて …
経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ 三枝 匡 (著) 経営って絶壁を歩くようなものなのだろう。それを疑似体験できるおもしろいストーリーであった。